「どうせ私なんて」
「きっとうまくいかない」
口癖のようにネガティブな言葉を繰り返す私は、気づけばいつもため息をついていました。何をやっても心から楽しめず、常に「完璧でなければならない」という強迫観念に縛られていました。
そんな私が、ネガティブ思考を手放し、人生を楽に生きられるようになったのは、「完璧主義」をやめたからです。
これは、失敗ばかりだった私が、どうやって心を軽くしていったのかを綴った、等身大の記録です。
何をやっても「うまくいかない」と思っていた頃

過去の私は、常にネガティブな思考に支配されていました。その原因は、根深い「完璧主義」にありました。
- 仕事: プレゼンの資料作りでは、細部までこだわりすぎて締め切りギリギリに。少しでもミスがあれば「ああ、私って本当にダメだ…」と落ち込んでいました。上司に褒められても、「たまたまだ」「次も同じようにできるか分からない」と素直に喜べませんでした。
- 人間関係: 友人と話すときも、「何か失礼なことを言っていないか」「相手は楽しんでくれているか」と常に顔色をうかがっていました。期待に応えられないと、「もう嫌われてしまうかもしれない」と不安でいっぱいでした。
- 趣味: 新しい趣味を始めても、少しでも上達しないと「向いてない」とすぐに諦めていました。イラストを描いては「下手くそだ」と自己嫌悪に陥り、運動を始めても「全然痩せない」とすぐにやめてしまう。
このように、私は常に自分に100点満点を求め、少しでも欠点があれば容赦なく自分を責めていました。自分自身が、一番の敵だったのです。
完璧主義の呪いを解いた「3つの小さな習慣」
そんな私でも、ネガティブ思考を克服できたのは、ある日、完璧主義の呪いを解くための「3つの小さな習慣」を始めたからです。
1. 「まあ、いっか」を口癖にする
完璧主義者は、失敗を許せません。だからこそ、まず最初に「まあ、いっか」と口に出す練習を始めました。
最初は抵抗がありました。「こんな適当でいいのか?」と。
でも、あえて「まあ、いっか」と声に出すことで、心のブレーキが少しずつ緩んでいくのを感じました。
- 例: 朝、寝坊してメイクが雑になっても「まあ、いっか」。
- 例: 仕事で資料に誤字を見つけても「気づいたから直せばいい。まあ、いっか」。
- 例: 友人に連絡するのが遅くなっても「気づいた時に連絡すればいい。まあ、いっか」。
この魔法の言葉を繰り返すうちに、「完璧じゃなくても大丈夫」という感覚が少しずつ身についていきました。
2. 「60%の完成度」で手放す
完璧主義者のもう一つの特徴は、「終わらないこと」です。終わりがないから、いつまでも始められない。
そこで、私は「60%の完成度」で手放すことを自分に課しました。
ブログ記事を書くときも、最初は完璧な文章を求めて手が止まっていました。でも「60%の完成度でOK」と決めてからは、とにかく最後まで書き上げることを目標にしました。後から修正すればいい、と割り切ることで、圧倒的に行動できるようになりました。
この習慣は、仕事やプライベートにも応用できます。
完璧を目指して立ち止まるよりも、60%でもいいから完成させて、一歩前に進むことの方がずっと大切だと気づいたのです。
3. 「小さな成功」をノートに書き出す
ネガティブ思考に陥りがちな人は、小さな成功をすぐに忘れてしまいます。
私は「小さな成功ノート」を作り、毎日寝る前に、その日にできたことを3つ書き出す習慣を始めました。
- 例: 「朝、予定通りに起きられた」
- 例: 「苦手な上司に挨拶ができた」
- 例: 「夕飯に一品追加で作れた」
最初は「こんなこと…」と恥ずかしかったのですが、毎日続けるうちに、いかに自分が多くのことを成し遂げているかに気づきました。
大きな成功でなくてもいい。ネガティブな出来事ばかりに目を向けるのではなく、小さな成功に目を向けることで、自己肯定感が少しずつ高まっていきました。
完璧な自分じゃなくていい。ありのままの自分でいい。
「完璧主義」を手放したからといって、すべてが上手くいくようになったわけではありません。今でも失敗して落ち込むことはあります。
でも、前と違うのは、失敗した自分を許せるようになったことです。
完璧な自分じゃなくても、ありのままの自分でいい。頑張りすぎなくてもいい。そう思えるようになってから、心がとても軽くなりました。
ネガティブ思考に悩んでいるあなたへ。
完璧主義という名の重たい荷物を、少しずつ手放してみませんか?「まあ、いっか」と呟きながら、60%の完成度で一歩踏み出し、小さな成功を積み重ねていく。
その先に、きっと、ありのままの自分でいられる、楽な生き方が待っています。

